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自分らしい暮らしを取り戻す!施設での趣味・生きがいの見つけ方

自分らしい暮らしを取り戻す!施設での趣味・生きがいの見つけ方

施設に入る=「終わり」ではなく「新しい生活の始まり」

施設への入居を考えるとき、「もう今までのような生活はできないのでは」と不安に感じる方も少なくありません。
しかし実際には、**施設に入ることは“新しい暮らしの始まり”**です。
生活のサポートを受けながら、自分らしい時間を取り戻し、これまで以上に充実した日々を送っている方も多くいらっしゃいます。

◆ 趣味や生きがいがもたらす心身への効果

趣味や楽しみを持つことは、年齢に関わらず心身の健康に大きな影響を与えます。
例えば、何かに熱中する時間があると、脳が活性化し、認知症の予防にもつながるといわれています。
また、好きなことを通して他の入居者やスタッフと会話が生まれ、自然と笑顔や前向きな気持ちが増えていきます。

「やってみたい」「もう一度挑戦してみよう」という意欲こそが、生きる力を支えます。

◆ 施設でできる趣味の例(タイプ別)

施設では、自宅とは少し違った環境の中でも、さまざまな趣味を楽しむことができます。
ここではタイプ別にいくつかご紹介します。

🖌静かに楽しむ派

〇塗り絵・絵手紙・書道

〇折り紙・パズル・刺し子などの手作業

〇読書や音楽鑑賞

🌿体を動かす派

〇体操・ストレッチ・リズム運動

〇園芸・ガーデニング

〇軽いウォーキングや外気浴

🎵みんなと楽しむ派

〇カラオケ・合唱・レクリエーションゲーム

〇季節のイベント・誕生日会

〇クッキングクラブや手作りおやつ体験

💻新しいことに挑戦する派

〇タブレットで写真鑑賞やオンライン交流

〇パソコン・スマホ教室

〇手芸やアートなどのワークショップ

このように、**“できること”ではなく“やりたいこと”**から始めるのがポイントです。
施設スタッフも、入居者の興味やペースに合わせて支援してくれるところが増えています。

◆ 生きがいをサポートする施設選びのポイント

施設によって、趣味や活動への取り組み方には違いがあります。
入居を検討する際には、次のような点をチェックしておくと安心です。

◆活動スペースや共有スペースが明るく開放的か

◆季節行事やクラブ活動などが定期的に行われているか

◆趣味活動をスタッフが一緒に楽しんでいるか

◆個人の希望を聞いてくれる雰囲気があるか
◆外出や外泊は可能か??

“楽しみを共有できる環境”こそが、その人らしい暮らしを支えます。
見学の際には「どんな時間を過ごしているか」を実際に見てみましょう。

◆ ご家族ができるサポートと声かけ

ご家族ができるサポートは、「特別なこと」ではありません。
例えば、「お父さん、あのカメラ持って行ってみたら?」「お母さん、あの花の写真また見せて」といった声かけだけでも、入居者にとっては大きな励ましになります。

また、趣味の道具を持ち込めるかどうかを確認しておくと、入居後もスムーズに好きなことを続けられます。
一緒に作品を見たり、イベントに参加したりすることで、家族との絆もさらに深まります。
また施設内でのサポートだけでなく、外部の支援を利用して外出や外泊を楽しんだりすることで、自分らしく生活の質が高まります。

小さな楽しみが、大きな笑顔を生む

施設での暮らしは、決して「制限された生活」ではありません。
サポートを受けながらも、自分らしい時間を持ち、笑顔で過ごすことができます。

「何をするか」よりも、「どう楽しむか」。
その積み重ねが、毎日の生きがいへとつながります。
施設選びの際には、「暮らしを支える」だけでなく、「楽しみを育てる」視点もぜひ大切にしてみてください。

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