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物忘れと認知症、何が違う?

物忘れと認知症、何が違う?

①物忘れにも種類がある?
②家族が気づきたい5つの変化
③認知症の一歩手前「MCI」とは?
④「認知症かも」と思ったら?

「最近、母が同じことを何度も聞くようになった」
「父が約束を忘れることが増えたけれど、年齢のせい?」
高齢の親と接する中で、このような変化を感じたことはありませんか?
年齢を重ねると、誰でも物忘れが増えることがあります。

しかし、加齢による物忘れと、認知症による物忘れには違いがあります。
今回は、家族が知っておきたい違いや、見逃したくない変化について解説します。

①物忘れにも種類がある?
例えば、昨日の夕食について聞かれたとき。
「何を食べたか思い出せない」というのは、加齢による物忘れでも見られます。
一方、認知症では「夕食を食べたこと自体を覚えていない」という場合があります。
一般的に、加齢による物忘れは出来事の一部分を忘れ、
ヒントがあれば思い出せることが多いとされています。

認知症では、出来事そのものを忘れたり、日常生活に支障が出たりすることがあります。
ただし、忘れ方だけで認知症かどうかを判断することはできません。

②家族が気づきたい5つの変化
物忘れ以外にも、次のような変化が続いていないか確認してみましょう。

1. 同じ質問や話を何度も繰り返す
2. 薬の飲み忘れや飲み間違いが増えた
3. 慣れている場所で道に迷う
4. 料理や買い物など、以前できていたことが難しくなる
5. 日付や時間が分からなくなることが増えた
これらは認知症で見られることがありますが、別の原因でも起こります。
大切なのは、以前と比べて何が変わったのか、
生活にどのような影響が出ているのかを見ることです。

③認知症の一歩手前「MCI」とは?
実は、正常な認知機能と認知症の中間にあたる
「軽度認知障害(MCI)」という状態もあります。
MCIは、記憶力などの認知機能に低下が見られるものの、
日常生活への支障は比較的小さい状態です。
MCIの方すべてが認知症になるわけではありません。
原因や経過によっては、認知機能が改善することもあります。
だからこそ、早い段階で変化に気づき、必要な検査や生活習慣の見直しにつなげることが大切です。

④「認知症かも」と思ったら?
親に変化を感じても、「認知症じゃない?」と決めつけたり、
物忘れを責めたりすることは避けたいものです。
まずは、どのような変化が、いつ頃から起きているのかを整理しましょう。
そして、かかりつけ医やもの忘れ外来などに相談してみてください。
認知機能の低下には、認知症以外の病気や薬の影響などが関係することもあります。
また、突然混乱したり、急に様子が変わった場合は、認知症の進行と決めつけず、
速やかに医療機関へ相談することが重要です。

~変化に気づくことから~

認知症は、決して特別な人だけに起こるものではありません。
そして、物忘れが増えたからといって、すぐに認知症と決まるわけでもありません。
大切なのは、「年齢のせいだから仕方ない」と見過ごさず、
ご本人の小さな変化に目を向けることです。
もし認知症と診断されても、すぐに施設入居が必要になるとは限りません。
介護保険サービスや家族の支援、地域の見守りなどを組み合わせ、
自宅で生活を続けられる方もいらっしゃいます。
一方で、症状や生活状況によっては、ご本人の安全やご家族の負担を考え、
住まいの環境を見直すことも選択肢になります。
LUMINOUSでは、福岡県内の高齢者施設について、認知症への対応体制や介護・医療面、ご本人の生活スタイル、
ご家族の希望などを踏まえた施設探しをサポートしています。
「認知症になったら施設」ではなく、「認知症になっても、その人らしく暮らすにはどうしたらいいか」。
ご本人とご家族が安心してこれからの生活を考えられるよう、一緒に選択肢を整理していきます。

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