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施設入居をめぐる家族間トラブル

施設入居をめぐる家族間トラブル

兄弟・姉妹で意見が合わない…
家族間トラブルを防ぐ考え方

親の施設入居を考え始めたとき、多くのご家族が直面するのが
「兄弟・姉妹で意見が合わない」という問題です。

「まだ自宅で大丈夫では?」
「もう限界だから施設を考えるべき」
「費用はどうするの?」

誰もが親を思っているからこそ、話し合いは難しくなりがちです。
本記事では、施設入居をめぐる家族間トラブルを防ぐための考え方と、冷静に話を進めるためのポイントをお伝えします。

なぜ兄弟・姉妹で意見が食い違うのか

まず知っておきたいのは、意見が合わないのは珍しいことではないという事実です。
理由は大きく分けて3つあります。

①1つ目は、親との距離の違いです。
同居している家族と、離れて暮らしている家族では、親の変化の感じ方が大きく異なります。

②2つ目は、立場や役割の違いです。
主に介護を担っている人と、サポート側の人とでは、負担感が違います。

③3つ目は、価値観やお金に対する考え方の違いです。
「できるだけ費用を抑えたい」「安心を優先したい」など、考え方は人それぞれです。

この違いを「わかってくれない」と責めてしまうと、話し合いは前に進まなくなります。

まず大切なのは「目的」をそろえること

話し合いを始める前に、ぜひ共有してほしいのが
施設入居の目的です。

①親が安全に、安心して暮らすため
②家族全員が無理をしすぎないため
③これからの生活を前向きに続けるため

「施設に入れるかどうか」ではなく、
**「親のこれからの生活をどう支えるか」**という視点に立つことで、話し合いは整理しやすくなります。

感情論ではなく「事実」を共有する

意見が対立しやすい場面では、感情が先行しがちです。
そんなときこそ、事実ベースの情報共有が重要です。

・最近の転倒や体調変化
・服薬管理や通院の状況
・介護者の負担感
・現在利用しているサービス内容

これらを具体的に共有することで、「なんとなく不安」ではなく、現実的な判断ができるようになります。

第三者を入れることで話が進むこともある

家族だけで話し合おうとすると、どうしても感情がぶつかることがあります。
そのような場合は、第三者の存在が大きな助けになります。

・高齢者施設紹介サポート

特に施設紹介の専門家は、
・客観的な立場で状況を整理
・複数の選択肢を提示
・家族それぞれの不安を言語化

する役割を担います。
「誰かが正しい・間違っている」ではなく、「どんな選択肢があるか」を一緒に考える場を作ることができます。

家族全員が納得する必要はない

最後にお伝えしたいのは、
全員が100%同じ意見になる必要はないということです。

大切なのは、
・話し合いが行われたこと
・情報が共有されたこと
・親の気持ちが尊重されていること

完璧な答えを出すよりも、「今の時点でできる最善」を選ぶことが、後悔を減らします。

施設入居は家族の新しいスタート

施設入居は、誰かが負ける選択ではありません。
親にとっても、家族にとっても、これからの生活を守るための前向きな選択です。

迷ったとき、悩んだときは、ひとりで抱え込まず、専門家の力を借りてください。
それが、家族関係を壊さず、安心した一歩を踏み出す近道になります。

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