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初めての介護保険。最初の一歩と申請のコツ

初めての介護保険。最初の一歩と申請のコツ

「介護保険のスタートライン」

1. 「おかしいな」と思ったら。最初の相談窓口

認知症の兆候や転倒のリスクなど、自宅での生活に不安を感じた時、まずどこに行けばいいのか迷う方は少なくありません。
最初の窓口となるのが、地域の高齢者のよろず相談所である「地域包括支援センター」です。
市役所の中だけでなく、地域の公民館の近くなど身近な場所に設置されています。
まずは「最近、母の物忘れが増えて自宅での生活が心配で……」と、
そのままの不安を専門家に打ち明けることからすべてが始まります。

2. 介護保険を使うための「申請」のステップ

地域包括支援センターや市区町村の窓口に相談したら、次は「要介護認定」の申請を行います。
申請に必要なものは、主に「申請書」「介護保険被保険者証(65歳以上の方に届くピンクや緑の紙の保険証)」、
そして「主治医の意見書(かかりつけ医の診断)」です。
手続き自体は窓口で丁寧に対処してもらえますし、
本人が動けない場合は家族や地域包括支援センターが代わりに申請を行うことも可能です。

3. 自宅に調査員がやってくる「訪問調査」の備え

申請からしばらくすると、市区町村の調査員がご本人の自宅を訪問し、
日々の生活動作や認知機能についての聞き取り調査(訪問調査)を行います。
ここで大切なのは、「普段通りの姿」を見せることです。
高齢者の方は、見知らぬ調査員が来ると緊張して、無理をして「できます」と答えてしまいがちです。
日頃の転倒リスクや火の不始末の危うさなど、
ご家族から見た「本当の困りごと」をメモにまとめて調査員にこっそり渡すのが、正しい認定を受けるための秘訣です。

4. 結果が出るまでの期間と「その間の困りごと」

申請から認定結果(要支援1〜2、要介護1〜5)が出るまでには、通常1ヶ月ほどかかります。
しかし、「結果が出るまで1ヶ月も待てない、今すぐ介護サービスを使いたい」という場合も安心してください。
介護保険は、申請したその日から「暫定」としてサービスを利用することが可能です。
結果を待つ間の不安な時期も、窓口のケアマネジャーが状況に合わせたプランを一緒に考えてくれます。

一人で抱え込まず、まずはプロの窓口へ

介護保険は、困った時にあなたとご家族を支えるための大切な仕組みです。
「制度が難しくてわからない」のは当然のこと。
だからこそ、その仕組みを分かりやすく紐解き、手続きからその後の生活環境の切り替えまでを伴走してくれる専門家がいます。
まずは地域の窓口に足を運び、小さな「不安」を「安心」への第一歩に変えていきましょう。

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